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J-POP・ロック
ゆず                                      (2007/7/20)
ゆず

近年のストリート・ミュージシャン達に多大な影響を与えてきた、北川悠仁と岩沢厚治からなる平成フォーク・デュオのゆずが、デビュー10周年を記念して行うスペシャル・アリーナ公演。初日は大阪城ホール、他は横浜アリーナでの四公演というスケールで、老若男女を問わず愛されている彼らの親しみやすい歌の数々を、たっぷり披露する。

北川悠仁と岩沢厚治からなるゆずの初期の活動は、横浜のストリート・ライブを中心とするユニークなものだった。そのライブでどんどんファンを増やしていき、最終的には7000人もの観客を集めるようになって路上での活動が不可能になるほどの盛り上がりを生むにいたっている。

最初に発表したCDは、1997年にインディーズでリリースした『ゆずの素』だが、この作品はなんと全曲を路上でレコーディングしたもの。サウンド・プロデューサーとして彼らをサポートしてきた寺岡呼人も、かつて原宿のホコ天で話題を集めたジュン・スカイ・ウォーカーズのメンバーだったということもあり、ゆずにとって路上のイメージは切っても切れないものとなっている。そうしたこともあって、近年増えてきた路上で弾き語りを披露するストリート・ミュージシャンの中には、ゆずのレパートリーをカバーするなど、その影響を強く受けた者が多く、彼らが登場してから以降のアコースティックなサウンドは、“平成フォーク”と呼ばれている。

1998年に活動の拠点をメジャーに移してからは、ファースト・シングル『夏色』のヒットですぐにブレイク。翌'99年のセカンド・フル・アルバム『ゆずえん』で、オリコン・チャートの1位に輝いてからは、アルバムをリリースするたびにナンバー1は当たり前と言えるほどの絶大な支持を集めている。

そんな彼らにとって今年はデビュー10周年という記念すべき年であり、“ゆずデビュー10周年感謝祭/ゆずのね 〜名前の由来は聞かないで〜”と銘打ったアリーナ・ライブを行うことになった。初日は大阪城ホール、後は横浜アリーナでの四公演という設定は、彼らを育ててくれた横浜への愛情の賜物といえる。この機会に老若男女を問わず幅広い層に親しまれている彼らの歌をじっくり堪能したい。


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