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洋楽
UDO MUSIC FESTIVAL 2006                    (2006/04/14)
UDO MUSIC FESTIVAL 2006

ジェフ・ベック、サンタナ、ドゥービー・ブラザーズなど、ロック・クラシックス世代のスーパー・アーティストを中心とする、あまりにも豪華なラインナップのロック・フェスティバルを、UDOが実現させることに。多くのイベントが行われるようになった夏フェスの中でも、目玉というにふさわしい内容だけに、早めに計画して備えたい。

年を追うごとに盛んになってきた夏のロック・フェスティバルだが、今年からはさらに新しい目玉というにふさわしいイベントが加わることになった。富士スピードウェイと泉大津フェニックスにおいて二日間にわたって行われるこのフェスティバルは、“UDO MUSIC FESTIVAL 2006”。ザ・フーの初来日で話題となった“THE ROCK ODYSSEY 2004”の名前を改め、老舗イベンターであるUDOならではの圧倒的なラインナップが、ずらりと揃う強力な企画へとスケール・アップして復活したものだ。

出演アーティストは30組以上を予定している。パンク世代のプリテンダーズ、元エクストリームのヌーノ・ベッテンコート、そして元サウンドガーデンのボーカリストであるクリス・コーネルが、元レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのメンバーと2002年に結成したオーディオスレイヴなどバラエティ豊かだが、そんな中でもこのフェスならではのカラーとして印象に残るのは、ジェフ・ベック、サンタナ、ドゥービー・ブラザーズ、KISSといったベテラン勢。60年代から70年代にかけてロック史の主役を務め、今もなお活躍を続けているロック・クラシックス世代のスーパースターが大集合している点だ。

こうしたラインナップゆえに、おそらく日本の野外ロック・フェスティバルの中でも、“UDO MUSIC FESTIVAL 2006”の観客は、そうとうに幅広い年齢層になることが予想される。ロックの歴史が長くなってくるのに対応して、ロック・フェスのあり方も必然的に変わってきた。かつて1969年に開催されたウッドストックは、若者のパワーを示したカウンター・カルチャーの伝説となっているが、これからのロック・フェスは、異世代間の交流もポイントになっていく可能性を秘めている。この二日間は、そうした潮流への先駆け的な意味あいも含むことになりそうだ。


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