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洋楽
Tim Ries&The Rolling Stones Project
ティム・リース 写真

ローリング・ストーンズが2002〜03年にかけて展開した“The Licks World Tour”にサックス、キーボード、オルガンで参加したティム・リースを中心に、彼らの名曲をジャジーに演奏するプロジェクト。ストーンズ本隊が、夏にニュー・アルバムを発表してツアーをスタートするというタイミングに、ストーンズの季節の幕開けを告げるかのように来日が決定した。

ローリング・ストーンズのツアーで演奏するのは、ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、チャーリー・ワッツ、ロン・ウッドといったメンバーだけではない。ベースのダリル・ジョーンズをはじめとする世界の一流ミュージシャンが集う豪華な陣容も注目すべきポイントといえる。
 
1999年から彼らのツアーに参加するようになったティム・リースもそのひとり。2002〜03年にかけて展開した“The Licks World Tour”で、サックス、キーボード、オルガンで貢献した彼は、元々ジャズ系のプレイヤーだったが、ツアー中の空き時間を利用して、他のメンバーとのセッションを展開。さらにジョン・スコフィールド、ビル・フリーゼル、シェリル・クロウ、ノラ・ジョーンズといった大物も招き、ローリング・ストーンズの名曲を、ジャジーな解釈でカバーしたアルバム『ザ・ローリング・ストーンズ・プロジェクト』を今年の5月に発表した。ここにはストーンズのメンバーも参加しているのみならず、ジャケットにはロン・ウッドが油絵を提供していることからも分かるように、ストーンズ・ファミリーをあげて応援しようという気合いが込められている。
 
そしてローリング・ストーンズのニュー・アルバムも発表が近づき、ワールド・ツアーの開始が近づいたタイミングで、まずはこのプロジェクトの来日が決定した。現在発表されているラインナップには、やはりストーンズのツアーに長年貢献してきたバーナード・ファウラーの名前も含まれている。ジャズ、ロックといったジャンルを越境してスタンダードな説得力を持つストーンズの名曲を、ソフィスティケートされたアイデアを盛り込んだアレンジで楽しませてくれる彼らのステージは、世界を熱狂させるロック・バンドであるローリング・ストーンズの季節の幕開けを、イキな形で彩ってくれるはずだ。



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