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J-POP・ロック
 SPARKS GO GO
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今年で結成15周年を迎えたSPARKS GO GOが、“15years of loud&confused 〜Best Of 2001-2005”と銘打って行うスペシャル・ライブが決定。奥田民生をボーカルに迎えたTHE BAND HAS NO NAMEもこの夏限定で再結成され、夏フェスなどでも精力的に活躍する彼らの雄姿を、今世紀に入ってからの集大成ともいうべきステージで目撃しよう。

ドラムスのたちばな哲也、ベース&ボーカルの八熊慎一、ギターの橘あつやからなるスリー・ピース・グループ、SPARKS GO GOの前身グループは、86年にデビューした四人編成のBe-Modernというバンドだった。この89年にBe-Modernが解散した後、結局メンバーのうちの3人で改めて90年から活動を開始したのが、SPARKS GO GOである。
 
Be-Modernの解散からSPARKS GO GOの旗揚げまでの間には、ボーカリストを探そうとした試行錯誤の期間があり、サイズのチャカをはじめとするさまざまなアーティストとのセッション活動を行っていた。そんな動きの中でひときわ注目を集めたのが、同じ事務所に所属するユニコーンの中心人物であった奥田民生との活動だった。イベントに出演し、評判となった彼らは、一気に盛り上がり、ユニコーンの休業期間を利用して急遽ロスに渡り、アルバムを制作することとなった。
 
The Band Has No Nameというベタな名前は、こうして正式なバンド名を持たないまま入ったレコーディング・スタジオのスタッフが、録音したマルチ・トラックに、バンド名が無いということをそのまま記したのがきっかけとなっている。しかしそのアルバムを90年にリリースした後、奥田民生はユニコーンの活動を再開し、3人はSPARKS GO GOとして5月にデビューしたため、4人でのライブはいっさい行われず、幻のような存在となっていた。
 
こうして誕生したSPARKS GO GOは、今年で15周年を迎える。それを記念するコンサートが、“15years of loud&confused 〜Best Of 2001-2005”である。しかも今年の春から夏にかけては、特別に期間限定でThe Band Has No Nameも復活し、SPARKS GO GOと並行してさまざまなイベントに登場することになっている。こうした状況もあって、今回の公演は非常に濃厚なムードで展開されるに違いない。



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