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J-POP・ロック
レミオロメン                                  (2006/6/16)
レミオロメン

5月に3rdアルバム『HORIZON』をリリースしたレミオロメンが、山梨県の滑走路を舞台に、この夏最大のイベントとして取り組むSUMMER LIVE“STAND BY ME”。「粉雪」の大ヒットなどで勢いにのる彼らが、現在持っている力の全てを振り絞って開催するビッグ・イベントだけに、バンドの歴史の中でも重要なエポックとなるに違いない。

TVドラマ「1リットルの涙」の挿入歌「粉雪」の大ヒットで知られるレミオロメンは、ボーカル&ギターの藤巻亮太、ベースの前田啓介、ドラムスの神宮司治からなるスリー・ピース・グループ。彼らは全員が山梨の出身で、小学校から高校までずっと同級生だったという深い絆で結ばれた仲間でもある。

2000年の結成直後には、群馬・前橋を拠点にライブ活動をスタートしたが、2002年にはあえて地元の山梨に戻り、神社の母屋を借り、そこで半年間にわたって作曲やリハーサルを重ねることで、バンドとしての地力を蓄えた後、2003年にデビューしたといういきさつがある。

そうした地元への愛情は、2004年にサード・シングル「3月9日」のリリース日である3月9日に、メンバーの母校で“3月9日御坂中学校体育館ライブ”を行うといった形でアピールしてきた。それからちょうど1年後には日本武道館でのコンサートも実現させ、今年に入ってからは山梨県立県民文化ホールでのスペシャル・ライブを皮切りに、初のホール・ツアー“UNDER THE SUN”を展開したのも記憶に新しいところだ。

そして5月には3rdアルバム『HORIZON』をリリースした彼らが、この夏に行うビッグ・イベントが、SUMMER LIVE“STAND BY ME”だ。これは山梨県甲斐市にある日本航空学園の滑走路をライブ会場に使用するというユニークなセッティングだ。山梨で出会い、スタートしたバンドが全国区での活躍を確かなものにした今、彼らの音楽は、極めてオープンな説得力を持つようになっている。今回のイベントは、そんな境地を山梨から発信する大がかりなものであり、これからのバンドのキャリアの中でも特記すべきトピックとして長く語り伝えられていくステージとなるに違いない。


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