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ピ(RAIN)
ピ(RAIN) 写真


2002年にソロ・デビューし、今では韓国ポップス・シーンの代表的な存在となったピ(RAIN)。日本では今年2月に本邦デビュー作『IT'S RAINING』がリリースされたばかりだが、早々と日本武道館での2DAYSが決定した。R&B、ヒップホップなどのテイスト濃厚なボーカルと華麗なダンスを融合させたパフォーマンスを展開してくれるに違いない。

日本で韓国のポップス・シーンが注目されるようになって久しいが、ピ(RAIN)はその中でも大きな期待を集めているアーティストである。彼のキャリアのスタートは、ファンクラブという6人編成のダンス・グループの一員としてデビューした98年にまで遡ることができるが、現在のような人気者になるきっかけは、2002年のソロ・デビュー以降のこと。歌、ダンス、演技に加え、ファッション・デザイナー、アンドレ・キムのショーにモデルとして出演したり、CFやバラエティー番組や雑誌のモデルなどでも幅広い活躍を見せ、10代・20代の女性を中心とする支持層を獲得してきた。

こうした展開において、特に音楽面で貢献したのが、プロデューサーのパク・チニョンである。彼自身も94年にデビューた人物で、小さい頃からアメリカで過ごしていたため、韓国のポップス・シーンをインターナショナルな視点でとらえてきた。ダンスを得意とするミュージシャンとしての活躍から“韓国のマイケル・ジャクソン”という異名を持っている。90年代の韓国では、パク・チニョンの打ち出すセクシャルなイメージは、挑発的過ぎると放送禁止処分になることもしばしばだったが、ある意味で韓国のシーンとアメリカのシーンのギャップで苦闘してきた先駆的な存在ということもできるだろう。

こうしたキャリアを持つパク・チニョンと出会ったピ(RAIN)も、幼い頃からマイケル・ジャクソンやジャネット・ジャクソンに憧れていた。つまりダンス・パフォーマンスにも力を注ぐR&B系ボーカリストとして頭角を現した現在のピ(RAIN)の方向性は、必然的に生まれたものといえる。今回チケット発売となる日本武道館の公演では、184センチの長身を駆使したダイナミックなパフォーマンスを大舞台で披露し、魅了してくれるに違いない。



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