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J-POP・ロック
RADWIMPS                                 (2006/11/10)
RADWIMPS

12月6日に4枚目のアルバム『RADWIMPS4〜おかずのごはん〜』をリリースする彼らが、それに連動した『ソナタと行く冬のツアー』を行うことになった。2003年にデビューしてからメンバー・チェンジなども乗り越えてきた彼らだが、今年は2枚のアルバムを発表するというハイペースでノリにのっているだけに、勢いのあるステージになりそう。

ボーカル&ギターの野田洋次郎と、ギターの桑原彰を擁する四人編成のギター・バンド、RADWIMPSは、2002年2月に初ライブを行い、それから1年半後の2003年7月には『RADWIMPS』でアルバム・デビューを飾るというスピーディな展開を見せてきた。だが、その後は野田が受験に専念するため、半年ほど活動を休止。さらに活動開始時には、メンバー・チェンジも行って、ベースに武田祐介、ドラムスに山口智史が加入。そのままシングル『祈跡』をレコーディングしてから、ツアーを開始している。

そして昨年には『RADWIMPS2〜発展途上〜』を発表。夏フェスなどにも精力的に参加して知名度をあげている。今回チケット発売開始となる『ソナタと行く冬のツアー』は、12月6日に発売される4枚目のアルバム『RADWIMPS4〜おかずのごはん〜』と連想するものだが、実は彼らは今年の2月に『RADWIMPS3 〜無人島に持っていき忘れた1枚〜』をリリースし、そのツアーでは各地がソールド・アウトになっている。

バンドがこうしたローテーションでアルバムとツアーを連動させるのは、もはや当たり前になっているが、今年の彼らはそれを2回も行っているわけであり、大雑把な言い方をするなら大半のアーティストの倍のペースで活動しているといっても過言ではない。彼らはメンバー全員が1985年生まれという若いグループだが、こうした活動のペースは、自ずとミュージシャンとしての成長も促すものだ。むしろ現在の彼らのステージの魅力のひとつは、そうした急激な成長のプロセスをバンドとファンで分かち合えるところにある。飛躍の模様を知れば知るほど、彼らに対する愛着が増し、気が付けばライブの常連に。現在のRADWIMPSは、客席との間にそんな絆を育むことができる幸福な季節の真っ直中にいるのだ。


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