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 ポール・ギルバート
ポール・ギルバート写真
(C)Paul Gilbert
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テクニカルなハード・ロック・グループ、MR. BIGのギタリストとしてその名を知らしめる一方、大のビートルズ・フリークでポップなソングライティングにも定評のあるポール・ギルバート。近年はレーサーXでも活躍している彼が、最新ソロ『スペース・シップ・ワン』を携えて来日する。この機会に彼のマルチな魅力をじっくり堪能しよう。

一般的にハード・ロック系のギタリストというと、ソングライティングにおいてもヘビーな楽曲ばかりを好むアーティストが多い。だがポール・ギルバートは、そうした先入観を見事に覆す個性の持ち主だ。彼が人気を獲得したのは、1989年にデビューした超絶技巧のハード・ロック・グループ、MR. BIGのギタリストとしてだった。彼はMR. BIGに加入する前から世界最速のギタリストという異名を持つテクニックの持ち主として、一部で絶大な人気を博していたが、一般的に彼の名前が広く知られたのは、やはり実力者揃いのMR. BIGでの活躍があってこそ。しかも本国のアメリカよりも日本の方が大きな盛り上がりを生み、日本で大人気のギター・ヒーローとしての地位を手に入れた。しかし彼にはハード・ロック・ギタリストとしてのイメージに収まるアーティストではなかった。

元々ビートルズの大ファンであった彼は、MR. BIG在籍時からビートルズの曲をプレイするためのサイド・プロジェクト、エレクトリック・フェンスを結成するなど、奔放な動きを見せていたのである。それがこうじるような形で、1999年にポールは、MR. BIGを脱退。その後ポールは、ヌーノ・ベッテンコート、スティーヴ・ハケット等の強力ラインナップによるライヴ・プロジェクト、ギター・ウォーズや、MR. BIG結成の前に活動していたレーサーXの再結成、さらにソロなど、その動きはますます多彩になっている。

今回実現するのは、そんな彼の最新ソロ・アルバム『スペース・シップ・ワン』を携えての来日公演だ。この最新作では、ビートルズのカバーも収めているのに加え、なんと日本語詞のオリジナル・ナンバーまで書き、日本びいきぶりをアピールしている。今回の来日公演では、数多い日本のファンに対するサービス精神旺盛なライブ・パフォーマンスで、会場を沸かせてくれるに違いない。



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