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J-POP・ロック
 MO'SOME TONEBENDER
MO'SOME TONEBENDER

スタジオ・レコーディングの新曲とライブ音源を4曲ずつパッケージした作品集『faster!』を、6月22日にリリースしたMO'SOME TONEBENDER。ハードにギターが鳴り響く豪快かつワイルドなナンバーから、繊細なサイケデリック・チューンまで、バラエティに富んだ曲調を奔放な勢いで披露する充実ぶりを、ライブの現場で確認しよう。

昨年の“The Stories of Adventure Tour”終了後は、ライブの数を抑え、スタジオ・ワークに集中していた MO'SOME TONEBENDER。その成果の一部は4月に発表された映画「ヘアスタイル」の主題歌「ビートルバーナー」や、6月22日の最新作『faster!』として届けられたばかりだが、こうしたスタジオ中心の取り組みは、まだまだ継続していく模様だ。
 
最初期の楽曲をリメイクした「ビートルバーナー」では、改めて彼らのソングライティングのポップな側面をクローズ・アップ。一方でスタジオ・レコーディングの新曲とライブ音源を4曲ずつパッケージした『faster!』は、ハードにギターが鳴り響く豪快かつワイルドなナンバーから、繊細なサイケデリック・チューンまで、バラエティに富んだ曲調となっている。
 
これは現在の彼らが、スリー・ピースというシンプルな編成でありながら、それに束縛されず、ありとあらゆる閃きを、メンバー同士のコンビネーションにより実体化させてしまうほどの充実した時期を迎えていることの現れといえる。今年の夏はサマーソニックへの出演やsmorgas、ストレイテナーとのジョイントなども決定しており、活躍が期待されるが、それに加えて注目すべきは、『faster!』のリリースと連動して“MSTB2005 faster! Premium NIGHT”と銘打たれた待望のワンマン・ライブだ。
 
ライブ・バンドとしての実力はすでに周知のところとなった彼らが、ここまで周到に断続的なスタジオ・ワークを積み重ねてきた結果はいかなるものなのか? 今回のステージはそうした疑問に全力で応えてくれるものとなるのは間違いないだろう。今までのイメージへの先入観を捨て、彼らの繰り広げていく音楽の冒険に同伴するつもりで、新しいステージに臨みたい。



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