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今年の夏には「LUV PARADE/Color of Life」「Sea of Dreams〜Tokyo DisneySea 5th Anniversary Theme Song〜」という二枚のシングルを、2週連続でリリース。さらに野外ツアー“星空のライヴ”を繰り広げてくれたMISIAが、今度はアリーナ・ツアー“TOUR OF MISIA 2007 ASCENSION”を展開。彼女のスケールの大きさを堪能しよう。
1998年にシングル「つつみ込むように…」でデビューしたMISIAは、デビューと同時にブレイクを果たし、アルバムも100万枚を越える大ヒットを次から次へと連発。あっというまにビッグネームの仲間入りを果たしてしまったアーティストである。
デビュー間もない頃の彼女のイメージのは、そのソウルフルなボーカル・スタイルもあって、いわゆる“ディーバ”“歌姫”という言葉に象徴される日本の女性R＆Bブームの火付け役のような形で注目を集めたのも事実だ。しかしながら近年では、“THE TOUR OF MISIA 2004 MARS & ROSES”において、日本の女性ソロ・アーティストとしては初の5大ドーム・ツアーを成功させるなど、作風やジャンルという括りではもはやとらえきることができない突き抜けたスケールの大きさと、あまりにも多くのファンを持つ特別な存在になったといって良いだろう。この記念すべきツアーの模様はライブDVDとしても収録されている。
そんな彼女のライブは、見事な歌唱力と会場ごとの特性を活かした演出で楽しませてくれるもので、アーティスティックな厳しさとエンタテイメント精神に満ちた楽しさが絶妙なバランスでブレンドされたものといえる。今年の夏に野外の会場ばかりを選んで展開された“星空のライヴ」”も、そうした発想の一環として行われたツアーと言って良いだろう。そして今年の秋から冬、来年にかけて行われるのが、今回チケット発売となるアリーナ・ツアー“TOUR OF MISIA 2007 ASCENSION”である。
今年7月に二週連続でリリースされたシングル「LUV PARADE/Color of Life」「Sea of Dreams〜Tokyo DisneySea 5th Anniversary Theme Song〜」を聴きながら、前代未聞のスケールで活躍するこの大物の次の展開が、いったいどんなものになるのか、楽しみに公演を待ちたいところだ。
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