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洋楽
マルーン5                                 (2007/5/11)
マルーン5

2002年に発表したデビュー・アルバム『ソングス・アバウト・ジェーン』が世界中で大ヒットし、一躍人気ロック・グループとなったマルーン5が、5年ぶりとなるセカンド・アルバムを携えて来日する。ヒップホップ、R&Bなどのアーティストとのコラボレーションも行ってきたミクスチャー・センスを発揮した、グルーブ感に満ちたステージに期待。

最近の音楽シーンで注目を集めるアーティストの多くは、短期間に集中した派手なプロモーションと連動してヒットを出している。そのかわりに商品としての寿命は短くなりがちだ。しかしマルーン5は、メディアでの派手な打ち出しとは関係なく、地道にロング・セールスが続くことで人気グループとなったアメリカのロック・グループだ。

2002年に発表したデビュー・アルバム『ソングス・アバウト・ジェーン』が、じわじわと売れ続け、2004年3月のビルボード誌で7位にランク・イン。2005年のグラミー賞で最優秀新人賞を獲得することとなった。こうした上昇気流にのった彼らは、2005年3〜5月にかけて行なわれたツアーから、全米公演の最終日であるサンタバーバラでのステージを収録したライブ・アルバム『マルーン5 ライヴ!』を発表し、今年のグラミー賞では最優秀ポップ・パフォーマンス部門に輝くという快挙で、ライブ・バンドとしての評判の高さを印象付けた。

その模様は2004年の来日公演でも鮮明だったが、そんな彼らがスタジオ盤としては5年ぶりとなるセカンド・アルバム『イット・ウォント・ビー・スーン・ビフォー・ロング』を5月にリリースし、再び日本にやってくることが決定した。彼らの基本的な音楽性は、リード・ボーカルのアダム・レビーンが、カニエ・ウェストやアリシア・キーズといったアーティストとのコラボレーションに積極的なこともあって、ロック・バンドのフォーマットの中にソウル、R&B、ヒップホップなどのブラック・ミュージックのエッセンスを投入したスタイル。懐かしい温かみを持ちつつ今日的なグルーブ感を放つサウンドは、アダルトなリスナーからクラブ・シーンまで、幅広い層から支持されている。今回の来日公演では新作を携えたフレッシュな状態で、ライブ・バンドとしての醍醐味を堪能させてくれる。


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