@ぴあTOPへ戻る @電子チケットぴあTOPへ戻る
@ぴあ特集コラム

洋楽
LOUD PARK 07                              (2007/7/13)
LOUD PARK 07



日本史上最大のヘビー・メタル系ロック・フェスティバルとして昨年からスタートした「LOUD PARK」が、今年も開催される。今年は幅広い年齢層が、それぞれの楽しみ方でライブを満喫できるように、関東の会場をスタンド席のあるさいたまスーパーアリーナへと変更したこともあって、昨年にも増した盛り上がりが期待できそうだ。

ロックの歴史の中でヘビー・メタルというスタイルは、常に多くのファンを集めてきた。多様化が進むに連れ、スラッシュ、デス・メタル、グラインド・コアなどの細分化された呼び名も増えてきてはいるが、ラウドかつハードなギター・サウンドは、いずれもハード・ロック〜ヘビー・メタルという系譜の延長上に生じてきたものであることに変わりはない。

そしてそんなハードなサウンドを身上とするアーティストばかりが結集するフェスティバルが、昨年からスタートした「LOUD PARK」である。通し券が即日完売となる大盛況の中で集まったオーディエンスは、10代から50代までと多岐に渡っており、改めて日本におけるヘビー・メタルの人気の根強さを印象付け、大成功を収めている。そうした経緯の中で決定した今回の公演は、関東の会場をさいたまスーパーアリーナへと変更したことにより、スタンディングのみならず、スタンド席で楽しむこともできるようになり、さらに幅広い世代がそれぞれの好む参加の仕方を選べるようになった。

今回の主なラインナップとしては、初日には昨年DIOを率いて参加したロニー・ジェイムズ・ディオが、ブラック・サバスに在籍していた時期のメンバーと共にヘヴン・アンド・ヘルというグループ名で参加。二日目には4年ぶりとなるニュー・アルバム『イート・ミー・ドリンク・ミー』を、6月にリリースしたばかりのマリリン・マンソンが登場する。他にも80年代前半に一世を風靡し、解散〜再結成を経て活躍中のハノイ・ロックス、女性シンガー、クリスティーナ・スカビアをフロントに擁するイタリア出身のゴシック・メタル・バンドであるLACUNA COIL、邦人では2005年にメジャー・デビュー20周年を迎えたANTHEMなど、国際色豊かな顔ぶれが、ラウドなステージを競い合う。


前に戻る ページトップ

Copyright (C) 2007 PIA Corporation. All Rights Reserved.