地球温暖化防止をテーマに、世界中の大都市で同日に開催されるビッグ・イベント“LIVE EARTH -The Concert for a Climate in Crisis-
”が、いよいよ7月7日に行われる。日本では東京と京都が舞台となっており、世界的なスケールで実現する大規模なイベントとあって、出演者のラインナップもかなり強力だ。よりよい地球の未来のためのステージを体感しよう。
地球の環境を巡る問題の中でも、近年最も心配されているのが、地球の温暖化問題だ。その原因は、人間の産業活動から排出された温室効果ガスによって引き起こされているとする説が有力で、解決のためには、政府や企業だけでなく、消費者にいたるまでの行動パターンを変更することが必要だと言われている。
この難問を解決するための大規模な行動のきっかけを作るために、“Live8”のプロデューサーなどとして活躍してきたケヴィン・ウォールと、元米国副大統領のアル・ゴアが中心となって、“SOS -SAVE OUR SELVES”というグローバルなキャンペーン・プロジェクトをスタートさせた。その最初の大規模なアクションが、きたる7月7日に世界の大都市で同日開催される“LIVE EARTH -The Concert for a Climate in Crisis-
-THE CONCERT FOR A CLIMATE IN CRISIS-”というイベントである。
日本での公演は、メイン会場である幕張メッセ 1〜3ホールの他、京都議定書を採択した都市である京都の東寺が、スペシャル・ライブの会場として選ばれている。幕張メッセにはリンキン・パーク、リアーナ、AI、絢香、大塚愛、倖田來未、Cocco、RIZE、そしてオープニング・アクトの元気ロケッツなどの参加が決定している。
なおこのイベントの模様はインターネット、テレビ、ラジオなども含めて約20億人の視聴者に届けられることになっている他、このコンサートの収益の全ては、気候危機の解決を目的とするグローバルなプロジェクト基金に投入されることになっている。人類が一丸となって危機感を共有しようという壮大なアクションの第一歩となるライブ・イベントだけに、通常のコンサートとは異なるステージとなるに違いない。
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