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J-POP・ロック
コブクロ                                               (2006/1/13)
コブクロ

12月21日(水)にニュー・アルバム『NAMELESS WORLD』をリリースし、年末は「日本有線大賞」「日本レコード大賞」そして「NHK紅白歌合戦」への出演など、多忙を極めているコブクロ。そうした注目の高まりを受けて、追加公演が決定した全国ツアー“NAMELESS WORLD”のフィナーレは日本武道館。シーンを駆け回る彼らの晴舞台を体感しよう!

現在注目を集めているコブクロは、関西のストリート・ライブを原点として活動してきた男性デュオ。小渕健太郎と黒田俊介の名字を、無造作に合体させたグループ名に象徴されるように、生活感に富んだ気取りのない作風で支持を集めてきたグループだ。

彼らの最新アルバムは、12月21日(水)にリリースされた5枚目の『NAMELESS WORLD』。そこにも収録されているシングル・ナンバー「桜」は、98年に彼らがチームを結成してから、初めていっしょに書き上げた楽曲。自分達の出発点ともいうべき大事なレパートリーを、結成から7年を経て、あえて世の評価を問う形で発表したことになる。

元々コブクロの始まりは、ボーカリストとしての黒田の歌声に魅了された小渕が曲を提供し、それを気に入った黒田から、チームとなることを提案したといういきさつがある。そのため小渕は、黒田のプレイング・マネージャーのような役割を果たしている部分もあり、そうしたコンビネーションから生まれるバリエーションが、ソロではあり得ない作風の広がりを持たせている。

今回のアルバムもアコースティック・ギターを前面に出した「Flag」で始まり、ホーンをフィーチャーした賑やかな「待夢磨心-タイムマシン-」、ビートルズ風のノスタルジックなポップ・テイストを全開にしたR&Rナンバー「Pierrot」、三線をフィーチャーしたオリエンタルな「大樹の影」など、実に多彩な仕上がり。それでいて気難しく作り込むのでなく、彼らがレギュラーを担当しているラジオ番組のリスナーと、歌詞を共作した「Starting Line」から伝わるオープンな親しみやすさも、重要なポイントといえる。フィナーレを日本武道館で飾る今回の全国ツアー“NAMELESS WORLD”では、大舞台でそんな彼らの魅力がどんな風に染みていくのか、おおいに期待したいところだ。


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