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J-POP・ロック
米米CLUB                                    (2006/6/30)
米米CLUB

1997年3月の東京ドーム公演“THE LAST SYMPOSIUM”を最後に解散した彼らが、9年ぶりに活動を再開。“TOYOTA bB PRESENTS a K2C ENTERTAINMENT 米米CLUB 再会感激祭”と銘打ち、9月末より5都市にわたるアリーナ・ツアーを展開することが決定。シアトリカルな演出を凝らした彼らならではの濃密なライブ・パフォーマンスを堪能しよう。

音楽とシアトリカルな演出を凝らしたステージングを融合させようとするアーティストは少なくないが、それをメジャーなフィールドで展開することができる者は稀だ。だが米米CLUBはそうしたスタンスで、ライブ活動を行ってきた貴重な存在だ。

1985年にメジャー・デビューした彼らは、映像作品がメディアとして注目されてきた当時の時流とシンクロして、楽曲をヒットさせて日本レコード大賞を獲得したりするのみならず、映像作品で“MTV VIDEO MUSIC AWARD・INTERNATIONAL VIDEO AWARD”グランプリに輝くという偉業を成し遂げてきた。さらにライブはその魅力を組み合わせた最大の武器でもあり、全国的な人気を確立した。

グループとしては、1997年3月の東京ドーム公演“THE LAST SYMPOSIUM”を最後に解散してしまったが、デビュー丸20周年を迎えた昨年の10月21日にベスト・アルバム『米 〜Best of Best』が発売され、見事にヒットするなど、その功績には改めて注目される気運が高まっていた。

そうした期待に応えるかのように、今年4月1日からは正式に活動を再開。7月19日の「WELL COME 2」を皮切りに三ヶ月連続で、CD+DVDというスタイルでの作品をリリースすることが決定している。そしてもちろん待望のアリーナ・ツアーも“TOYOTA bB PRESENTS a K2C ENTERTAINMENT 米米CLUB 再会感激祭”と銘打ち、9月末から5都市で展開されることになった。

往年のファンならご存知のように、今回のツアーも各会場2日間ずつ。それぞれ内容の異なる「マエノマツリ」編と「アトノマツリ」編で構成されている。単なるバンドではなく、総合ライブ・パフォーマンス集団ともいうべき米米CLUBが、21世紀の現在、果たしてどんなアイデアを盛り込んだステージを見せてくれるのか期待したい。


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