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洋楽
ジョン・レジェンド                            (2006/11/24)
ジョン・レジェンド

メジャー・デビュー・アルバム『ゲット・リフテッド』が、第48回グラミー賞に8部門でノミネートされ、3部門を受賞するという快挙で、瞬く間にビッグ・ネームの仲間入りを果たしたソウルの新鋭が来日。10月にリリースされたばかりのセカンド・アルバム『ワンス・アゲイン』を携え、スタンダードな風格に満ちたポップ・センスに期待!

メジャー・デビュー・アルバム『ゲット・リフテッド』で、グラミー賞の3部門を受賞し、一躍スターになったジョン・レジェンド。しかし現在の成功の下地は、デビューの前から着々と築かれていた。特に友人を通してカニエ・ウエストと知り合ってからは、カニエの大ヒット・アルバム『ザ・カレッジ・ドロップアウト』で2曲を合作したことがきっかけとなり、ローリン・ヒル、ジャネット・ジャクソン、ブリトニー・スピアーズ、イヴ、トゥイスタ、コモン、タリブ・クウェリ、ブラック・アイド・ピーズ、そしてアリシア・キーズといった多くのアーティストの作品で、その才能の凄みが知られていくこととなった。

本名のジョン・スティーブンスからニック・ネームのジョン・レジェンドという芸名に改めたのは、メジャー・デビューの時。この名前は彼の音楽のバックボーンにオールド・ソウルの気配が濃厚に立ちこめていることから、カニエとスタジオで作業中の彼に向けて、昔の伝説的なソウル・シンガーに通じるものがあるというところから、半ば冗談のように付けられたものだった。とはいえ今となってみると、この名前は彼の作風とスケールの大きさを伝えるうえで実によく似合うものとなったのは、誰もが認めるところだろう。

こうしたいきさつもあって、彼のシカゴのステージでは、コモンとカニエもゲストとしてステージに登場するなど、華々しく注目を集めており、ジョン・レジェンドはまさに時の人というべき存在となっている。さらに10月に届けられたばかりのセカンド・アルバム『ワンス・アゲイン』も大好評というところで、彼の来日公演が決定した。これはまさにスタンダードな説得力を持つ楽曲の良さを武器に、破格の大物が21世紀の伝説を日々更新していく現場を目撃する絶好のチャンスの到来だ。


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