@ぴあTOPへ戻る @電子チケットぴあTOPへ戻る
@ぴあ特集コラム

J-POP・ロック
一青窈                                                (2005/12/2)
一青窈

台湾人の父と日本人の母の間に生まれ、シングル「もらい泣き」でのデビューから丸3年を迎えた一青窈。12月7日にシングル「指切り」、21日にはアルバム『&』をリリースする彼女が、2月から“一青 窈 Yo & U Tour '06”をスタート。多くのソングライターとのコラボレーションで作った楽曲を、どんな風に披露してくれるか期待したい。

一青窈は2002年10月に「もらい泣き」でデビュー。このシングルと、それに続いて12月にリリースしたデビュー・アルバム『月天心』のいずれもが、オリコンで最高4位に輝くという幸先の良い形でキャリアをスタートさせている。さらに翌年1月には、父親の母国であり、彼女自身が幼少期を過ごした台湾でもアルバムがリリースされ、日本のみならずアジアを舞台に活躍するアーティストとしての基盤を築いてきた。

その後は日本レコード大賞の最優秀新人賞、紅白歌合戦への出場などで、あっという間に全国区で活躍するボーカリストとなったばかりか、2004年には台北ミュージック・フェスティバルへの出場、ホウ・シャオシェン監督の映画「珈琲時光」で主演を務めるなど、ミュージシャンとしても女優としてもインターナショナルなスケールの活躍を繰り広げるようになった。その展開の速さは、まさに21世紀のJポップ・シーンが生んだシンデレラ・ガールというにふさわしいものだ。

そんな彼女の最新アルバムは、12月21日にリリースされるサードにあたる『&』。このアルバムでは、武部聡志、富田素弘、都志見隆、森安信夫、マシコタツロウ、金子隆博といったお馴染みの顔ぶれに加え、先行シングルにもなった「指切り」では日本を代表する大物プロデューサーのひとりである小林武史をソングライターに起用しているのが注目される。オリエンタルな情感の漂うしなやかなボーカルで定評のある彼女だが、ここでは改めてロック・テイストも取り入れることで、さらに作風を広げているのだ。

そして今回チケットの発売が開始されるのが、2月から全国的に展開される“一青 窈 Yo & U Tour '06”だ。デビュー以来破竹の快進撃を続けてきたアーティストとしての勢いを、はっきりと印象付けるステージとなるに違いない。


前に戻る ページトップ

Copyright (C) 2007 PIA Corporation. All Rights Reserved.