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J-POP・ロック
秦 基博                                    (2007/9/14)
秦 基博

昨年11月に『シンクロ』でデビューしたシンガー・ソングライター、秦 基博が初の全国ツアーを行う。スガ シカオ、山崎まさよしを擁するOffice Augustaに所属し、2006年7月の“Augusta Camp 2006”にオープニング・アクトとして登場して以来、グングンと注目を集めている彼が、1tアルバム『コントラスト』を携え、本領を発揮する。

現在の日本で活躍するシンガー・ソングライターの数は非常に多い。そんな中で宮崎県生まれ横浜育ちの秦 基博は、スガ シカオ、山崎まさよしというビッグ・ネームが所属するOffice Augustaが世に送り出す期待の新人アーティストだ。

1980年生まれの彼は、2004年1月にセルフ・プロデュースによるインディーズ・アルバム『オレンジの背景の赤い静物』をリリースしているが、その存在を広く知られるようになったのは、Office Augustaのアーティストがずらりと登場するイベントとして知られている2006年7月の“Augusta Camp 2006”にオープニング・アクトとして登場して以来のこととなる。その後昨年11月に『シンクロ』でデビューしてからは、今年3月にミニ・アルバム『僕らをつなぐもの』、6月にセカンド・シングル『鱗(うろこ)』、そして9月にサード・シングル『青い蝶』と待望のファースト・フル・アルバム『コントラスト』をリリースしたばかり。

このアルバムは、皆川真人、上田禎、亀田誠治、松浦晃久、島田昌典、鹿島達也と総勢6人のサウンド・プロデューサーを起用。ロック色濃厚なものからストリングスをフィーチャーしたバラードまで、バラエティ豊かなアプローチで、現在の彼の作風の多面性をアピールする内容となっている。アコースティック・ギターの弾き語りをベースとするスタイルは、極めてオーソドックスなものだが、張りのあるハイトーン・ボーカルは、歌詞だけでなく声自体で人の注意を惹き付けるパワーを発揮すると同時に、大いなる可能性に向かって前向きに走り出そうとする現在の心境が素直に反映された作品だ。そしてこの秋には、初の全国ツアーが決定。現在進行形のドキュメント的な説得力に満ちたステージを展開してくれるに違いない。


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