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J-POP・ロック
GOING UNDER GROUND
GOING UNDER GROUND

GOING UNDER GROUNDが、年をまたいで展開する全国ツアー“orion”を、12月からスタートさせる。今年2月にアルバム『h.o.p.s.』、8月にはシングル「きらり/トゥモロウズ ソング」を発表した彼らだが、すでにニュー・アルバムのための曲作りも順調に進んでいるとあって、思いきり新鮮なステージを見せてくれそうだ。

GOING UNDER GROUNDが、全国ツアー“orion”をスタートする。今年の彼らは2月にアルバム『h.o.p.s.』をリリースした後、3月からツアーに突入。同じ時期に三ツ矢サイダーのオリジナルCMソングに使用された「STAND BY ME」を、5月にシングルとしてリリース。さらに8月にもシングル「きらり/トゥモロウズ ソング」を発表するといった具合に、数々の話題を提供してきた。

今回のツアーはそうした経緯を踏まえて行われるものだが、現在の日本の音楽シーンのやり方とは少々趣が異なっている。というのも通常、全国ツアーというものは、アルバムやシングルのリリースと連動して展開することが多いのに対し、今回の彼らのツアーは、今のところ携える形になる音源などの発売がアナウンスされていないのである。とはいえ、すでに彼らは次のアルバムに向けての曲作りも着々と進めているところなので、12月から来年にかけて行われるこのツアーで、新曲を聴ける可能性もかなりありそうだ。

そして特定のスタイルにこだわらずにポップな曲の魅力をニュートラルに追求するGOING UNDER GROUNDの秘密は、なんといっても曲作りのプロセスにある。彼らのソングライティングの中心となっているのは、ギターとボーカルを担当しているフロントの松本素生。ただしその創作活動は、バンドで合宿してセッションを行うところからアイデアをまとめていくのが恒例となっているのである。こうした方法を選ぶことにより、作詞作曲のクレジットには松本の名前しか表記されていなくても、個々の楽曲にはバンドのメンバー全員の個性がナチュラルに反映されているのだ。今回のツアーはそんなチームワークの良さから生まれる彼らならではの親しみやすい楽曲を、たっぷりと楽しませてくれることになるだろう。


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