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J-POP・ロック
藤木直人                                     (2006/6/2)
藤木直人

5月17日にTVドラマ「ギャルサー」の主題歌「HEY! FRIENDS」を、1年半ぶりのシングルとしてリリース。7月には5枚目のアルバムも発表する藤木直人が、夏から秋にかけて全国ツアー“KNOCKIN'ON SEVENTH DOOR”を展開する。俳優としてもミュージシャンとしても順調な活躍を繰り広げている彼の、新たなサイクルをライブで体感しよう。

藤木直人は、早稲田大学在学中に映画「花より男子」で役者デビュー。その後もCM・映画・ドラマで活躍してきた。ミュージシャンとしてのキャリアは、1999年7月7日にシングル「世界の果て〜the end of the world〜」をリリースしたところから始まっている。

俳優が音楽活動を行う場合、ボーカルのみに専念するケースも多いが、彼の場合は作詞や作曲にも意欲を見せ、アーティスティックなスタンスで音楽にも取り組んできた。しかし昨年は俳優業が忙しかったこともあり、5月17日にリリースした「HEY! FRIENDS」は、1年半ぶりのシングルとなる。この楽曲は日本テレビのドラマ「ギャルサー」の主題歌で、ドラマの中の藤木は、渋谷のパラパラサークルと対決する日本人カウボーイという役を演じている。

この曲の作詞作曲を担当したのは井手コウジだが、その制作途中では、歌詞に出てくる負け組勝ち組という言葉を巡って、10代後半のギャルに対峙する藤井自身の立ち位置を反映できる内容とするために、歌詞の書き直しも含む真剣なやり取りがなされて完成されたことが明らかにされている。つまり藤井は俳優とミュージシャンというふたつの側面を通じて、自分の納得できるメッセージ性を打ちだそうと務めているアーティストなのだ。そして7月にリリースされる5枚目のアルバムと連動して、この夏から秋にかけて展開する全国ツアー“KNOCKIN'ON SEVENTH DOOR”のラストは、彼にとって初めての日本武道館という大舞台に決定している。

今回のツアーでは、俳優としてもミュージシャンとしても充実した活動を行っている勢いを糧に、とびきりポップでダンサブルな楽曲を携えながらも、彼自身のスジを通したライブ・パフォーマンスを楽しませてくれるはずだ。


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