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洋楽
FUJI ROCK FESTIVAL'07                       (2007/6/1)
FUJI ROCK FESTIVAL'07

日本のロック・フェスティバルの草分けであると同時に、最大級のスケールを誇る「FUJI ROCK FESTIVAL」が、今年も開催される。このフェスは、出演アーティストの数も破格の多さを誇るが、大自然の中に設営された施設のバリエーションも半端ではない。単純にライブ演奏を楽しむだけでなく、きちんと情報を入手して自分独自の楽しみ方を追求しよう。

通常のロック・フェスティバルの楽しみ方は、それぞれのファンが目当ての大物アーティストのステージを中心に組み立てることが多い。しかし苗場で開催されるフジロックは、いわゆるロック・フェスティバルの中でも、この現場特有の磁場を放つ特別なスタイルを取っている。

何といってもステージの数がものすごく多い。メインになっているのは約3万人を収容するGREEN STAGEと、約1万人規模のWHITE STAGEの二つだが、その他にもRED MARQUEE、FIELD OF HEAVEN、ROOKIE A GO-GO、THE PALACE OF WONDER、NEW POWER GEAR Stage/Gypsy Avalon、ORANGE COURT、DAY DREAMING and SILENT BREEZE、苗場食堂、木道亭と全部を合わせると11にもなる。しかも会場が広大なため、つまみ食いでその全貌を把握するようなことは不可能。例えば苗場に初見参となるビースティ・ボーイズが注目を集めるのは間違いのないところだが、こうしたビッグ・アーティストの演奏中にも、場内では同時多発で様々なパフォーマンスが行われている。それぞれの入場者が何を体験するかは、自分の得た情報と直観、偶然によって大きく異なってくるのだ。

チケットの購入方法もその前提となる。今年は三日間通し券の他、一日券も各日一万枚限定で発売される。また通し券で満喫する場合も、キャンプサイト券を購入するか、宿を利用するかどうかで、行動のパターンは大きく左右される。少しでも場内にいる時間を長く過ごしたいと考えるか、逆に休養をたっぷりとって動き回るのか。そんなことは気にせず、自分が気に入ったエリアにのんびりと佇むコアなリピーターもいる。何人で行くのか、誰と行くのか、あるいは現地で集合するのか。それに合わせてまず無理のない計画を立て、無限ともいうべき選択肢の中から、あなたならではの楽しみ方を開拓していこう。


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