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洋楽
ファウンテインズ・オブ・ウェイン                     (2007/7/6)
ファウンテインズ・オブ・ウェイン

3月に発表したニュー・アルバム『トラフィック・アンド・ウェザー』を携え「FUJI ROCK」にも参加するファウンテインズ・オブ・ウェインの、単独ジャパン・ツアーが決定。アダム・シュレシンジャーと、彼の学生時代からの友人であるクリス・コリングウッドを中心に、パワー・ポップの王道を行くキャッチーな楽曲の数々を楽しませてくれる。

ファウンテインズ・オブ・ウェインは、クリス・コリンウッド(g,vo,key)とアダム・シュレシンジャー(b,key,vo)というソングライティング・コンビを中心とする四人組。1997年のファースト『ファウンテインズ・オブ・ウェイン』でアルバム・デビューを果たし、'99年にはセカンド・アルバム『ユートピア・パークウェイ』をリリース。それから4年後の2003年に発表したサード『ウェルカム・インターステイト・マネージャーズ』では、グラミー賞の最優秀新人賞にノミネートされるほどの注目を集め、'05年には『アウト・オブ・ステイト・プレイツ』というレア・トラック集も発売されるほどの人気を獲得している。

彼らの魅力はグランジ・ムーヴメントが台頭した90年代以降のアメリカのロック・シーンにおいて、メロディアスなパワー・ポップの復権を成し遂げた親しみやすい楽曲にある。しかも特にアダム・シュレシンジャーは、昨年に70年代の米国を代表するソフト・ロック・グループアメリカのアルバム『ヒア&ナウ』を、ジェイムス・イハと共にプロデュースしたり、ミュージシャンを主人公にした映画「MUSIC AND LYRICS」で使用されるオリジナル楽曲を書き下ろし、サントラ盤をプロデュースするなど、様々なプロジェクトで多彩な活躍を見せている。元々彼はパワー・ポップだけでなく、カントリー・ロックなどにも造詣が深く、ELO、ジャクソン・ブラウンといった70年代のアーティストのナンバーのカバーも手掛ける幅の広い音楽性が武器。今年3月に発表したニュー・アルバム『トラフィック・アンド・ウェザー』でも、相棒のクリスと絶妙なコンビネーションを発揮している。

彼らは今年のフジロックへも参加が決定しているが、10月には単独でのジャパン・ツアーも行われる。この機会に彼らの楽曲の魅力を、思う存分ライブで堪能したい。


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