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J-POP・ロック
フラワーカンパニーズ                             (2006/8/4)
フラワーカンパニーズ

1969年生まれの四人のメンバーによる、不動のラインナップで活動中のフラワーカンパニーズ。95年のデビューから10年以上のキャリアを重ねつつ、現在も年間100本におよぶ精力的なライブを展開している彼らが、7月5日(水)発売の最新作『脳内百景』を携え、SHIBUYA-AXでワンマン・ライブを行う。彼らならではの正攻法の魅力を体感しよう。

現在の邦楽シーンでは、CMなどのタイアップでシングルをリリースして話題を作り、アルバムと連動したツアーでそれを広げていくというやり方が定石のようになっているが、フラワーカンパニーズはそんな方法にこだわらず、あくまでもライブ・バンドとしての活動をベースにした正攻法で、活路を切り開いてきたグループだ。

1969年生まれのメンバー四人により、80年代に結成された彼らがデビューしたのは1995年。つまり、すでにデビューから10年以上のキャリアを重ねてきたことになるが、現在でも年間100本におよぶ精力的なライブ活動を行っている。ある意味で派手な話題作りとは無縁のストイックなスタイルで歩んできたわけだが、ギター、ベース、ドラムスにボーカル&ブルース・ハープという編成は、極めてオーソドックスなものといえる。だが、シンプルでありながらロック・クラシックスのエッセンスをナチュラルに取り入れた、ストレートかつ深みのあるギター・サウンドと、キャラクター性をむき出しにした鈴木圭介のボーカルやサービス精神に満ちたMCは、一度でもライブを見た者に強烈なインパクトを与える。特に最近はその魅力が改めて注目を集め、動員力の面でも勢いの良さを見せている。

そんな彼らの最新アルバムは、7月5日(水)にリリースされたばかりの『脳内百景』。52分の収録時間の中でバラエティに富んだ楽曲を、なんと15曲も収めた力作である。そのリリース後も、日比谷野音やCLUB CITTA'で行われるシリーズ・イベント“SET YOU FREE”や、夏のフェスティバルを含む多くのステージで活躍することになっているが、10月にはSHIBUYA-AXでのワンマン・ライブも決定した。ギミック無しにエネルギッシュに繰り広げるステージの説得力は、時代や世代を超越したまさに正攻法のロック・バンドならではのものだけに、広いファン層にアピールする公演となるだろう。


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