|
2月14日のバレンタイン・デーには、バラードで構成したベスト・セレクション『14 message〜every ballad songs 2〜』、3月には終盤戦に突入した全国ツアーの模様を収めたライブDVDとしてリリースするEvery Little Thing。そんな彼らが、今度はデビュー10周年を記念するアニバーサリー・ライブを、日本武道館で2日間にわたって行う。
ボーカルの持田香織とギターの伊藤一朗からなるEvery Little Thingは現在、アルバム『Crispy Park』を携えて昨年の10月からスタートした全国ツアーが終盤に差し掛かっており、1月25日の沖縄公演でその全日程を終了する。その模様は3月にはライブDVDとして届けられることになっている。彼らのようなビッグ・ネームの場合、こうした大規模なツアーの後は、ライブ活動にインターバルができることも珍しくない。しかし今回の彼らは、早くも3月に日本武道館で2日間にわたるライブを行うことになった。
これは通常のツアーとは異なり、10周年を記念するアニバーサリー・ライブ。振り返って見れば、彼らが初めてのシングル『Feel My Heart』をリリースしたのは96年8月。翌97年4月にリリースしたファースト・アルバム『everlasting』でオリコン・アルバム・チャートのナンバー1を獲得し、一気にスターダムを駆け上がってから10年目の春に披露するステージとなる。これ以降の彼らは、98年のシングル『Time goes by』でミリオン・セールスを達成するなど、J-POPシーンで大活躍してきた。当然選曲もそれにちなんだ懐かしいナンバーも盛り込まれることになるだろう。またそれに先駆けて2月14日のバレンタイン・デイには、そんな節目を飾るように、ベスト・セレクション『14 message〜every ballad songs 2〜』もリリース。こちらは2001年以降に発表したシングルをはじめとするバラードで構成した内容となっている。
今回のツアーではアコースティック・スタイルの情感に満ちたパフォーマンスから、場内揃ってジャンプ大会になるほどのアッパーでワイルドな盛り上がりまで、変幻自在のステージングを繰り広げてきた彼らだが、華々しい節目を飾る武道館の舞台では、いったいどんな趣向でアピールしてくれるのか、楽しみにしたい。
|
|
