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バックストリート・ボーイズ
バックストリート・ボーイズ写真


2000年の『ブラック・アンド・ブルー』以来、5年ぶりとなるオリジナル・アルバム『ネヴァー・ゴーン』を6月に発表したバックストリート・ボーイズが、2006年初頭に来日。昨年も代々木第一体育館の5公演をソールド・アウトさせ、人気の凄さを実証した彼らが、今回は新作を携えて、華麗なエンタテインメントを繰り広げてくれる。

今年6月にバックストリート・ボーイズがリリースした『ネヴァー・ゴーン』は、彼らのオリジナル・アルバムとしては、2000年の『ブラック・アンド・ブルー』以来、5年ぶりの作品となる。しかも今年は彼らのデビューからちょうど10周年。2001年にはベスト・アルバム『グレイテスト・ヒッツ-チャプター・ワン』を発表していることもあって、まさに新しいサイクルの始まりを飾るものとなっている。

これまでに数々のメガ・ヒットを放ってきたビッグ・グループだけに、その新しい方向性の打ち出しは極めて慎重に行われた。すでにお互いを理解し合っているマックス・マーティンをプロデュースやソングライティングで迎える一方、セリーヌ・ディオン、シェリル・クロウ、スティーヴィー・ニックスなどを手掛けてきたジョン・シャンクスなどの新しいプロデューサーを起用することで、創作のプロセスに新たな刺激をもたらしたのである。しかも昨年の秋の時点ですでに45曲もの楽曲がレコーディングされていたというのだから、いかに膨大なエネルギーを注ぎ込んでいたのかが良くわかる。最初はR&Bやヒップホップにシフトした内容となる見込みだったが、結果的には今まで自分達がやったことのないことに挑戦しようという意欲が勝り、今までになくロック色の強い仕上がりとなった。

彼らの来日は今回で3回目であり、昨年は代々木第一体育館の5公演を全てソールド・アウトさせた実績を持っているだけに、入魂の新作を携えた今回は、さらに大きな盛り上がりを迎えることになるだろう。すでにツアーを行ったLAでは、ニックがアコースティック・ギターの弾き語りを披露するなど、起伏に富んだパフォーマンスを展開しているだけに、日本のステージでも多彩な趣向を盛り込んだエンタテインメント精神をアピールしてくれるはずだ。


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