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J-POP・ロック
 BONNIE PINK
BONNIE PINK

海外のプロデューサーとのコラボレーションを積極的に展開して、日本の女性シンガー・ソングライターの新しいスタイルを提示してきたBONNIE PINK。9月には95年に『Blue Jam』でデビューしてからちょうど10周年を迎える彼女のスペシャル・イベントが開催される。その後は全国ツアーに繰り出して、新しいサイクルの幕開けを飾る。

BONNIE PINKがアルバム『Blue Jam』でデビューした95年というタイミングは、渋谷系と呼ばれるアーティストの台頭などを経て、邦人アーティストの層が一段と厚みを増した時期にあたる。そうした中で彼女は、97年のセカンド『Heaven's Kitchen』と98年のサード『evil and flowers』で、当時注目を集めていたスウェーデンのポップス・シーンのキー・パーソンであるトーレ・ヨハンセンをプロデューサーに起用し、一気に知名度を広げることとなった。さらにその後もアメリカに渡り、スザンヌ・ヴェガ、エルヴィス・コステロ、チボ・マットなどを手掛けてきた鬼才、ミッチェル・フルームとの共同プロデュースによる4作目『Let Go』、アウト・サイドのマット・クーパーとの共同プロデュースによる『Present』といった具合に、海外のプロデューサーとのコラボレーションを積極的に展開。日本の女性シンガー・ソングライターとして、かつてないスケールの活動を繰り広げてきた。

今年に入ってからは彼女自身のルーツにあたるアーティストの楽曲を取り上げたカバー・アルバム『REMINISCENCE』を6月にリリースしたばかりだが、デビューからちょうど10周年を迎える9月には、トーレ・ヨハンセンと彼の門下生ともいうべきバーニング・チキンのプロデュースによるニュー・アルバム『Golden Tears』の発表も予定されており、その動きは実に華やかかつエネルギッシュなものとなっている。
 
ライブの方も、9月には東京と大阪で10周年記念のスペシャル・イベントを開催、さらに10月からは10箇所11公演におよぶ全国ツアーもスタート。これまでのキャリアの集大成と新しいサイクルの始まりを告げる意欲的な姿勢を打ち出しているだけに、今回のステージでは10年というキャリアで培ってきた実力を瑞々しい勢いで披露してくれるだろう。



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