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J-POP・ロック
BENNIE K                                      (2005/11/18)
BENNIE K

ヒップホップ〜R&Bをベースにした女性デュオ、BENNIE Kが、11月9日にリリースしたばかりの通算4枚目のニュー・アルバム『Japana-rhythm』を携えて全国ツアー“sound trip tour”をスタートさせる。豪華なゲスト陣を迎え、春夏秋冬をテーマにしたコンセプチュアルなアルバムの世界観を、どんなステージで披露してくれるか楽しみだ。

ボイス・トレーニングを受けるために、中学卒業後に渡米したボーカリストのYUKIとニュージーランドで高校時代を過ごした後、渡米して本場のヒップホップを吸収してきたCICOからなる、1シンガー+1ラッパーという編成の女性デュオ、BENNIE K。ヒップホップ〜R&Bをベースにするアーティストの中でもこのように異なる出自を持つ女性同士というコンビネーションは、なかなかユニークなものといえる。

とはいえ二人は、はじめから日本のみにこだわらず、海外にわたって自分の指向する音楽性を貪欲に吸収していく積極的な発想と行動力という点では、みごとに一致している。そして2001年1月にシングル「Melody」でデビューした後は、イベントへの出演やフィーチャリング・アーティストとのコラボレートを積極的に行い、LSKやDIDOの来日公演でオープニング・アクトを務めるなど、活躍の場所を確実に増やしてきた。

そんな彼女達の最新作が、11月9日にリリースしたばかりの通算4枚目のニュー・アルバム『Japana-rhythm』だ。海外での経験も豊かな二人が、ここではあえて日本の四季をテーマにしたコンセプチュアルな構成のトータル・アルバムを作ったのである。発売翌日のデイリー・チャートで見事に一位を獲得した本作では、東海地区のヒップホップ・シーンを牽引してきたSEAMOをはじめ、2BACKKAのトラックメーカー、ラッパーとして活躍しているHAMMER、そしてm-floなどとのコラボレーションも披露。風通しの良い空気感を醸し出しつつ、日本のヒップホップの新たな息吹を感じさせる仕上がりとなっている。

そして本作を携えた全国ツアー“sound trip tour”が、いよいよスタートする。デビュー5年目にして華々しい現在の地位を築いた彼女らの弾けっぷりを堪能しよう。


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