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J-POP・ロック
 ARABAKI ROCK FEST.04292005
ARABAKI ROCK FEST.04292005写真
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大和朝廷に対抗し、東北の尊厳を守った「荒吐族」にちなんだネーミングのもと、2001年にスタートした“ARABAKI ROCK FEST.”。5年目を迎えた今年は、仙台港隣接特設野外会場とaccel HALLを舞台に、春の開催となることが決定した。accel HALLでの前夜、後夜公演も含めると、二泊三日のボリュームで楽しめる大規模なイベントとなる。
 
2001年に夏のロック・フェスティバルとしてスタートした“ARABAKI ROCK FEST.”の最大の特色は、年を追うごとに新しいスタイルにチャレンジしてきた点にある。2年目は“ARABAKI ROCK CIRCUIT”、3年目は4つのステージがあるフェスティバル形式、4年目は秋の屋内コンサート“荒吐宵祭”として開催されてきた。  
 
そして5年目を迎える今回は、仙台港隣接特設野外会場とaccel HALLを舞台に、春の開催となることが決定。しかもaccel HALLで、前夜、後夜に“荒吐宵祭”も行われる。この後夜“荒吐宵祭”はオールナイトで行われるため、全部のプログラムを含めると、二泊三日のボリュームで楽しめる大規模なイベントとなる。  
 
そしてこのフェスティバルのもうひとつの特徴は、東北という地域性を強く打ち出している点だ。そもそも“ARABAKI ROCK FEST.”というネーミング自体、大和朝廷に対抗し、東北の尊厳を守った「荒吐族」にちなんだものであることからも、中央集権的な商業主義のイベントとは明らかに異なる雰囲気を持っていることが分かる。  
 
アーティストのラインナップは、今をときめくASIAN KUNG-FU GENERATIONや、デビュー35周年を迎えた忌野清志郎がNICE MIDDLE with NEW BLUE DAY HORNSを率いて登場するなど、日本のロック・シーンの動向にきちんとリンクしているが、それだけではない。多賀城東小学校 BRIGHT KIDSや津軽三味線の夢弦会など、いわゆるロック・フェスティバルのイメージからははみ出した出演者も含むところに、濃厚な地域色を感じることができる。つまり“ARABAKI ROCK FEST.”は、日本の地域文化とロックを融合させる新しいスタイルのイベントとして、発展してきているのだ。特に二泊三日となった今回は、単に演奏を楽しむだけでなく、現地の空気感も存分に満喫してしまいたい。



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