@ぴあTOPへ戻る @電子チケットぴあTOPへ戻る
@ぴあ特集コラム

J-POP・ロック
Act Against AIDS 2005                              (2005/11/04)
Act Against AIDS 2005

世界エイズデーである12月1日に行われる恒例のAAAコンサート。毎年各地で同時多発的に開催されてきたこのコンサートは、今年で13回目を迎える。今年の東京では、日本武道館を舞台にした“THE VARIETY 13”と、Bunkamura オーチャードホールでの“MUSIC PLAZA IN ORCHARD”のふたつ。その趣旨とコンサートの内容をチェックしてみよう。

20世紀の末から大きな問題としてクローズ・アップされてきたエイズは、今後の人類の行方を左右しかねない深刻なテーマだが、様々な偏見がつきまといがちなものでもある。そこでひとりでも多くの人が、エイズについて関心を持つと同時に、正しい知識を広めることを目的に、93年から音楽業界を中心にスタートしたのが、Act Against AIDS。略してAAAという名前で浸透してきたエイズ啓発運動である。

 その活動は年間を通して、講演会、フリーマーケット、高校でのAAAコーナー設置、海外でのエイズと闘っている子供たちへの支援など、さまざまな形で行われているが、その中でも最も大きなイベントが、12月1日の「世界エイズデー」に毎年開催されるコンサートだ。しかもこのコンサートは、ひとつだけではなく、世代や性別を問わずひとりでも多くの人に伝えようという目的のため、全国各地で同時多発的に開催されてきた。今年も東京、大阪、名古屋の三大都市を中心に行われるが、特に東京はふたつのコンサートが予定されている。

その会場のひとつは日本武道館。岸谷五朗の呼びかけで、93年の代々木体育館からスタートしたオムニバス・ライブだ。今年で13回目となるのにちなんで“THE VARIETY 13”と銘打ち、サンプラザ中野、宇都宮 隆、木根尚登、西村雅彦、京本政樹、PaniCrew、森雪之丞、キューティクル鈴木、Buri Bari Bombersなどをはじめとする、ミュージシャン、俳優、お笑いなど、様々なジャンルをミックスした顔ぶれが、賑やかなステージを繰り広げていく。

そしてもうひとつは、森山良子がホステス役を務める“MUSIC PLAZA IN ORCHARD”。こちらはゲストにイルカ、加藤登紀子などを迎え、ヒューマンな温もりとなごやかな落ち着きのあるステージを展開していく


前に戻る ページトップ

Copyright (C) 2007 PIA Corporation. All Rights Reserved.