【洋楽】 (up 2005/01/14)
SONICMANIA 05
  冬のロック・フェスティバルの代表とも言うべき“SONICMANIA”の開催が、いよいよ近づいてきた。洋楽邦楽共にバラエティに富んだラインナップで構成されるビッグ・イベントだけに、新たに参戦が決定した顔ぶれもチェックして、昨年にもましてグレード・アップした陣容の繰り広げるステージを、どう楽しむか作戦を練っておこう。

 “SUMMERSONIC”の冬バージョンというよりも、すでに真冬のロック・フェスティバルの代表格として定着してきた“SONICMANIA”。東京と大阪で二日間にわたって同時開催されるこのビッグ・イベント、いよいよ公演日が迫ってきた今年は、昨年以上に強力な顔ぶれが揃っている。

  まずヘッドライナーはマリリン・マンソン、グッド・シャーロットといったゴシック系の強者でかためているが、王道路線では元ストーン・テンプル・パイロッツのスコット・ウェイランドと元ガンズ・アンド・ローゼズのメンバーを中心とするスーパー・グループ、ヴェルベット・リボルバーの初来日も見逃せない。そして昨年の来日コンサートが即日ソールド・アウトとなったイギリスの注目株、カサビアンが参加しているのも嬉しいところだ。
 
 一方で元アット・ザ・ドライヴ・インのメンバーによるマーズ・ヴォルタ、そして「マトリックス・リローデッド」「マトリックス レボリューションズ」といった映画への音楽提供でもお馴染みのジュノ・リアクターは、先鋭的なサウンドでロックの在り方を更新するスリリングな存在。さらにネオ・ニュー・ウェイブ風のスタイルで脚光を浴びているドッグス・ダイ・イン・ホット・カーズ、ヒップホップ・ユニットのゴールディー・ルッキン・チェインなど、イギリスの新人が充実しているのも今年の特徴だ。そしてこれらを迎え打つのがASIAN KUNG-FU GENERATIONに、ブンブン・サテライツといった邦人勢となっている。

  出演者の中には単独公演が決定しているアーティストもあり、特に東京は2ステージ構成となっているので、バラエティに富んだプログラムの中から、この場ならではの楽しみ方を究めるためにも、スケジュールを事前に入念にチェックして、真冬をホットに堪能してしまおう。

SONICMANIA 05 写真


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