【J-POP・ロック】 (up 2004/12/01)
COUNTDOWN JAPAN 04/05
 年末を飾るビッグ・フェスティバル“COUNTDOWN JAPAN”が、今年も開催される。
今年最後の三日間と元旦早朝にかけて、幕張メッセの国際展示場を舞台に、あまりにも多彩かつ豪華な邦人アーティストが、続々と登場するこのイベントは、早くも年末の定番として定着しつつある。早めに綿密な計画を立てて参加したいものだ。


 夏フェスの代表的存在である“ROCK IN JAPAN FESTIVAL”の冬バージョンとして昨年からスタートした“COUNTDOWN JAPAN”が、今年も12月29日から来年の元旦にかけて、幕張メッセの国際展示場で行われることになった。昨年に較べると、今年はそれぞれEARTH STAGE、GALAXY STAGE、MOON STAGEと名付けられた3つのステージを中心に、DJブースも合わせると、現在発表されているだけで約80組ものアーティストが登場するという壮大な規模にいきなりスケール・アップしている。それは何といっても昨年の盛り上がりがあったからこそだろう。

  ここで見過ごすことができないのが、このフェスティバルの特色や利点である。まず年末年始というタイミングが、日常的な時間ではないため、仕事の制約を離れて全国から人が参加しやすい。そして初日と二日目は終演後も都心部へのアクセスが可能であり、大晦日から元旦にかけては、電車がずっと運行されている。そのため首都圏の参加者については、宿泊の心配をしなくてすむというメリットもある。さらに会場は元々大きなイベント施設であるため、駐車場などの施設に恵まれている。こうした条件が揃っているため、恒例の年中行事として参加するリピーターと成りうる層が、かなり存在しているのである。もちろん出演するラインナップは、若手からベテランまで、非常にバラエティに富んでいる。

  数年前まではロック・フェスというと、夏の野外というシチュエーションがお約束のようになっていたが、年末年始にかけての屋内というスタイルによるこのフェスティバルの定着は、日本のロックの在り方に新たな変化をもたらすものとなるだろう。この貴重な機会を充分に活用するためにも、早めにチケットをゲットして、自分の好みのプランをたててから会場に向かうことをお薦めしたい。

COUNTDOWN JAPAN 04/05 写真


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