1999年から北海道の石狩で開催されている“RISING SUN ROCK FESTIVAL”の季節が、今年も迫ってきた。野外で２日目はオールナイトという解放的な設定で、バラエティに富んだ邦人アーティストの演奏を堪能できるこのフェスは、確実に定着しており、リピーターも非常に多い。一度会場に足を踏み入れたらあなたもやみつきだ！

　全国各地で行われる夏のロック・フェスティバルの中でも、1999年から開催されてきた“RISING SUN ROCK FESTIVAL”は、非常にはっきりとした個性を持っている。まずバラエティに富んだ邦楽アーティストが出演すること。そして場所が野外で、２日目はオールナイト形式であること。真夏の野外というと、暑さが苦手な人もいるかも知れない。しかしこのフェスティバルが行われるのは北海道の石狩。同じ場所に泊まり込んだ者同士ならではの一体感に浸りながら、爽やかな涼しさの中で多くのアーティストの演奏を楽しむことができる。場内にはSUN STAGE、EARTH TENT、RED STAR FIELD、MOON CIRCUS、GREEN OASISという五つのステージが設営されており、気分次第で自分の好みに沿った選択ができるのも醍醐味のひとつだ。

　すでにこのフェスティバルは、独特の解放感で多くのリピーターを生んでいる。それは観客だけではない。アーティストでもeastern youth、オリジナル・ラヴ、東京スカパラダイスオーケストラなどをはじめとする多岐のジャンルにわたる多くの顔ぶれが、繰り返し出演しているのだ。これはこのフェスティバルがいかに愛され、定着してきたかという証であるといってもいいだろう。

　 なお北海道以外の地域からこのフェスに参加したい人のためには、全国６ヶ所から出発するオフィシャル・ツアーも準備されている他、会場ではキャンプテント＆キャンプセットのレンタル、手荷物発送サービスブースの設置、往復バス付温泉入浴券の発売といったきめ細かなサービスがあるのも嬉しいところ。チケットの入手だけでなく、これらのインフォメーションも巧みに利用して、フェスティバルをより賑やかに、そしてより快適に楽しんでしまうというのはいかがだろうか。