パンク・ロックの基本ともいうべき“DO IT YOURSELF”のスピリットを、何のてらいも無く体現しているTHE HIGH-LOWS。ふだん東京近郊では大会場でしか見ることができない彼らのステージを、新宿、渋谷、下北沢のライブハウスで体験できるという激レアなチャンスは、スーパーリザーブシート/プレリザーブのみ。急げ!
ロック・アーティストが商業的な成功を収め、その活動がビジネスとして巨大化していく時、多くのアーティストは、自由に音楽をやる環境を確保するために、様々な覚悟が必要になる。作品のプロモーション、メディアを通じての取材、作品のリリース形態など、動きが大きくなればなるほど、それらをコントロールするのは容易ではない。
パンク・ムーブメントの時に提唱された“DO IT YOURSELF”というスローガンは、まさにそうしたところから生まれてきたものといっていいだろう。ただしアーティストが、自分達の力で環境をコントロールしていくためには、多大なエネルギーが必要だ。そうでなければ一部のファンに支えられたカルト的な存在でしかなくなってしまう。
だがTHE HIGH-LOWSこそは、現在のような情報社会の中で、肉弾戦ともいうべき振る舞いでメディアの影響力がおよばない全国津々浦々から絶大な支持を集めている貴重な存在である。
近年の彼らは雑誌でインタビューを受けたり、TVに出演したりということがほとんどない。では何をやっているかというと、ひたすらツアーとライブに明け暮れている。なぜならそれこそが彼らのやりたいことだからだ。
そして今回、彼らは6月9日(ロックの日)に自分達の新レーベル「ハッピーソング・レコーズ」を設立し、第一弾となるニュー・シングルとライブDVDを同時にリリースするのを機に、新宿LOFT、shibuya eggman、下北沢 CLUB Queというライブハウスでのライブを敢行する。その人気の大きさからいっても、首都圏ではこんな小会場で彼らを目撃できるチャンスは激レア。このチケットを入手できるのは、スーパーリザーブシート/プレリザーブのみだ。ロック本来のピュアな肉弾戦の醍醐味を体感したい人には見逃せないチャンスといえるだろう。 |