ピアニスト 江口玲 (えぐち あきら) プロフィール
東京芸術大学附属音楽高等学校を経て、東京芸術大学作曲科、ジュリアード音楽院ピアノ科大学院修士課程、及びプロフェッショナルスタディーを卒業。作曲を佐藤眞、北村昭、物部一郎、ピアノをハーバート・ステッシン、外山準、金沢明子の各氏に、伴奏法を故サミュエル・サンダース氏に師事。1986年ヴィニアフスキー国際ヴァイオリンコンクールにてシュヴァイツァー賞(最優秀伴奏者賞)を受賞。90年、ジュリアードの協奏曲コンペティション、及びジーナ・バッカウアー国際ピアノ奨学金コンクールで第1位を獲得。92年、ウィリアム・ペチェック・ピアノデビュー賞を受け、リンカーンセンターのアリスタリーホールにてニューヨークリサイタルデビュー、ニューヨークタイムズ紙より絶賛された。
その後、欧米及び日本をはじめとするアジア各国にてリサイタル、室内楽、協奏曲、その他、ギル・シャハム、竹澤恭子、加藤知子、渡辺玲子、川久保賜紀、アン・アキコ・マイヤース、チー・ユン等、数多くのヴァイオリニスト達とも共演、世界中で好評を博している。93年には、アイザック・スターンをホストにホワイトハウスで演奏。94年、96年、99年に日本でのリサイタルツアー、97年にはジュリアード音楽院オーケストラのアジアツアーのソリストに抜擢され好評を得た。
CDはドイツグラモフォン、日本コロムビア、EMI・マーキス・クラシックス、フィリップス、ビクター等から発売されている。アメリカのカーネギーホール、エイヴリーフィッシャーホール、ケネディーセンター、パリのシャンゼリゼ劇場、ミュンヘンのヘラクレスザール、ウィーンのムジークフェライン、ロンドンのバービカンセンター等世界中の主要会場に出演、高い評価を受けている。2002年自ら編曲したガーシュウィンの「ラプソディー・イン・ブルー」、ホロヴィッツ編曲の「星条旗よ永遠なれ」等、アメリカ人作曲家によるソロCD「ディア・アメリカ」を、また03年には2枚目のソロ・CD「巨匠たちの伝説」を発売、ともに「レコード芸術」誌で特選を得る。
ニューヨーク市立大学教授。そのスケールの大きな演奏に、今後の活躍が最も期待されるピアニストである。
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