@ぴあTOPへ戻る @電子チケットぴあTOPへ戻る
@ぴあ特集コラム

クラシック
 第40小節 バイオリニスト:礒 絵里子
礒 絵里子写真
クラシック・器楽をMyアーティスト登録する
クラシック・室内楽をMyアーティスト登録する
クラシック・バイオリニストをMyアーティスト登録する


ブログ仲間の綾ちゃん、バトンをしかと受け取りました。ありがとう。
私も「か・れ・ら(※)」には振舞わされている一人なので、綾ちゃん情報は興味深いです。
今年はまだ症状が出ていないけれど、参考にさせてもらいます。どうぞお大事に!

昨今、「身体にいいこと」というキーワードが、私の中でマイブーム。
根菜スープ、無農薬野菜、青汁、ビタミン剤などあっちもこっちも手を出している状況です。
が、極めつけは、昨年夏から通っているクラシックバレエのレッスン。先生がとても教えるのが上手なうえに、可愛らしい方なので、どんどん上手くなっていくみたい・・・というのは、錯覚、いや妄想で、実はリハビリ体操の如く、ぎこちないことこの上なし。
とはいえ、身体を動かすってこんなにも気持ちの良いことだったのですねぇ。柔軟体操をしながら、心はすっかりバレリーナ。しかし、それは鏡を見なければの話ですが。
ジャンプ(といっても皆さんの想像するジャンプとは違い、初心者用ジャンプ)にしても先生の美しさとは「似て非なるもの」、いや、「似ても似つかぬ」欽ちゃん走りの女がそこに映っているのです。
それにしても私ってこんなに身体が固かったのか?!確か、小学生くらいまでは頭を仰け反らせて、つま先で触ることもできていたのに。とは思えども、やめてしまってあれから幾星霜・・過ぎたのですね、確実に。
いつの間にか固まってしまったらしい、我が肉体を、アン・ドゥ・トロワ!と日々柔軟にしていく。
すると、あら不思議。私のヴァイオリンの音色も柔らかな広がりを見せ、自然な音を紡ぎだしてきたではありませんか。
バレエレッスンを始めて、姿勢も良くなるやら、頭もクリアになるやら、良いことずくめの今日この頃です。
「ええ!ほんとかなぁ?」とお疑いの諸兄、本当か嘘かは、演奏会にいらして下さい。じかに確かめてみましょう!ね!

スケジュールはここでチェック! ⇒公式HP 

それでは、次は我がいとこであり、バイオリンデュオ「デュオ・プリマ」の相方(?)、
神谷未穂にバトンを渡します。しっかり受け止めてね!

≫次回は…バイオリニスト、神谷未穂さんです。



(※編集部注)“か・れ・ら”とは世間をお騒がせ中の花粉のことです。詳しくは前回の高木綾子さんのエッセイをご覧ください。
バイオリニスト 礒 絵里子 (いそ えりこ) プロフィール
江藤俊哉氏に師事して桐朋学園大学卒業後、I.オイストラフ氏に招かれブリュッセル王立音楽院に留学。修士課程大賞を受賞して首席修了。マリア・カナルス国際コンクール第3位入賞あわせてRoman Julia Lopez賞を受賞、日本音楽コンクール他国内外の数々のコンクールで入賞を果たす。
在学中のデビュー以来内外各地でのリサイタルで着実に評価をあげ、ソリストとしても日本フィル、フレミッシュ放送響、名古屋フィル、東フィル、プラハ室内管、チェコフィル等多くのオーケストラと共演し大好評を博す。
帰国後は国内外の音楽祭やテレビ・ラジオにも多数出演。平成14、15年度公共ホール音楽活性化事業登録アーティストとしても、地域に根付いた演奏活動を展開し、潜在的聴衆へのクラシック音楽の普及に努め、大きな反響を呼んでいる。

ソロCD『踊る人形』のほか、「ベートーヴェン『大公』」、デュオ・プリマとして『カスタ・ディーヴァ〜清らかな女神』『トラヴィアータ・ファンタジー』をリリース。また東京海上日動火災保険のTVCFに参加して以来、地球温暖化を防ぐマングローブ植林などの社会貢献活動等に積極的に参加している。

2006年からは高橋多佳子(Pf.)、荒庸子(Vc.)との実力派トリオ「Tiara」を立ち上げ、展開を開始。若手演奏家世代の一翼を担う実力派ヴァイオリニストとして今後のさらなる活躍が期待されている。

▽公式ホームページはこちら

▽(所属事務所)コンサートイマジンHPはこちら



前に戻る ページトップ

Copyright (C) 2007 PIA Corporation. All Rights Reserved.