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横川さん、軽井沢では本当にありがとうございました！充実した楽しい時を過ごさせて頂きました。それにしても横川さんの体力と精神力にはビックリ！
毎日毎日の生徒達への愛情溢れる指導、ご自分の出演されるコンサートに加え、他の演奏家の出るコンサートももちろん全部聴いていらっしゃるし、美味しい食事もちゃんと取り、夜は遅くまでみんなとお酒を飲みながらお話をして、、、そういうお人柄が演奏ににじみ出るんだろうなぁ、と思いました。今回は、横川さんの指揮でメンデルスゾーンのコンチェルトを演奏させて頂いたのですが、一緒に歌って呼吸をして下さっているのがよくわかり、本当に楽しく演奏することが出来ました。どうもありがとうございました。
前々回の川本嘉子さんのエッセイに、月イチくらいで秘密に集まっている仲間がいると書いてありましたが、実は私も秘密のメンバーです。とってもとってもゴージャスなメンバーが集まっている割に、集まって話している内容はほとんど音楽についての難しい話などなく、ひたすら美味しいものを追い求め、美味しいお酒を楽しんで飲む、という、大人のお食事会です。私の普段の仲間だと、質より量(秘密組織は、質プラス量)お酒は酔っ払うまで飲むという感じだったので、ゆったりと日常の生活とかけ離れた時間を過ごすことが出来ます。
なんだか、音楽の話ではないことばかりでほとんど終わってしまいそうなので、急いで戻りますと、早いもので、来年、デビューしてから25年になります(年も取るはずだ、、)。ようやく今になって見えて来たことや発見があり、毎日楽しいと思えるようになりました。なんたって腰を上げるのが遅いタチなので間に合うかどうかわかりませんが、来年、何か出来ればなぁ、と思っています。
では、次のバトンは、私が最も尊敬するチェリストの向山佳絵子さんに渡したいと思います。佳絵子ちゃんの演奏はもちろん、女性としても憧れてしまいます。佳絵子ちゃん、よろしくお願いしまーす。それから、秋から一緒のコンサートがたくさんあるので、共演させて頂くのを楽しみにしています！
≫次回は…チェリスト、向山佳絵子さんです。
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■ヴァイオリニスト 漆原 啓子 (うるしはら けいこ) プロフィール
1981年、東京芸術大学付属高校在学中、第8回ヴィニャフスキ国際コンクールに於いて、最年少18歳で日本人初の優勝と6つの副賞を受賞し、翌年、東京芸術大学入学と同時に本格的演奏活動を開始。これまでにポーランド各地での演奏旅行、TV出演、「プラハの春」国際音楽祭に出演のほか、日本フィルヨーロッパ公演のソリスト、ドイツ各地への演奏旅行、大阪センチュリー響のアジア・ツアーのソリストとして各国を廻り賛辞を浴びる。
また、V.スピヴァコフ、E．ルカーチ、J．ビエロフラーヴェク、F．ライトナー、H．シフ等の指揮で、モスクワ・ヴィルトーゾ室内オーケストラ、ハンガリー国立響、スロヴァキア・フィル、サンクトペテルブルグ響、ウィーン放送響、フランス国立トゥールーズ室内管等と共演。日本国内でも各オーケストラと共演やリサイタル活動のほか室内楽でも非凡な才能を見せ、日本のみならず国外でも高い評価を得ている。
2001年12月にデビュー20周年を記念して、ピアニストの清水和音とデュオ・リサイタルを行い、また、02年1月にはサンクトペテルブルクにおいてサンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団とチャイコフスキー：Vn協奏曲の共演、同年11月、ワルシャワ国立フィルハーモニーと共演し、いずれも絶賛される。
2004年5月には名古屋フィルハーモニー交響楽団のソリストとして「プラハの春」国際音楽祭に再度出演。
CDも数多く発売され、03年秋発売の最新アルバム「My Favorite Melodies 2」では、その優れたテクニックと音楽性を心ゆくまで楽しむことができる(FOCD9197)。17歳の若さでデビューして以来、常に第一線で活躍してきたヴェテラン・ヴァイオリニストでありながら、さらに最近名器ストラディヴァリに恵まれたこともあり、今、まさに成熟し、大きな花を裂かせている、旬のヴァイオリニストである。
現在、東京芸大、国立音大で後進の指導にも当たり、漆原の常に安定した高水準の演奏は、音楽ファンのみならず、指揮者、オーケストラ・メンバー等の音楽家の間でも非常に高い信頼を得ている。
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