吉野さん、私のことを思い出して下さってありがとうございます。長旅お疲れさまでした。土産話しを聞きたいなぁ、と思っていたところですが、実は今年の夏、私達一緒に過ごしているんですよね。松本に20日間こもっています。そんな訳で私が代わりに皆様に御報告いたしますと今回のヨーロッパ巡業の旅with
HARPはどれも大成功に終わり、御満悦の様子です。こちら松本でも吉野さんのHARPはロストロポーヴィッチ指揮によるチャイコフスキーのくるみ割り人形に出てくる花のワルツのSOLOでリハーサルの時からオーケストラプレーヤーが大絶賛!!
もちろん本番も美しすぎて私の方が思わず弾くのを忘れそうでした!!
まだまだ先が長いのでお互い健康に留意してラストコンサートまで頑張りましょう。
吉野さんがヨーロッパで賛美されている頃、私は奥志賀の山の上におりました。そちらでは優秀な学生達が集まりカルテットを組み、それを指導していたのですが、朝から夜中までアンサンブル漬けという生活に不安や緊張を抱えながら悩む若者たちと過ごし、私も青春時代などを振り返り演奏家として大事な事などを再認識させられる日々で大変刺激になりました。お互いそういう歳になったんですねぇ!?感慨ひとしおです。つい最近まで20代のつもりだったのですが…もはや立派なおばさん道を極められる世代ですね。おばあさんになっても楽しく食事する仲でいられたらいいですね!?
食事といえば(話は急に変わりますが)月イチくらいで秘密に集まっている仲間がいます。演奏家、プロデューサーなどの音楽関係者(総勢20名ばかり)で美味しいお店を襲撃するのです。メンバーはこちら(エッセイ)に登場している方もずいぶんおられますが、その中でも代表取締役であられる横川晴児氏に軽井沢の大賀ホールでスタートした音楽祭の話を伺ってみたいと思います。
横川さん!フレンチに舌鼓打っている場合じゃありませんよ! 次回よろしくお願い申し上げます。
≫次回は…NHK交響楽団・クラリネット首席奏者、横川晴児さんです。
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