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ベースヒーロー3人によるトリプルベースユニット結成!
新しい形態で新しいベースサウンドの形を作る

The Choppers Revolution


Live

▼11月26日(月)19:00
名古屋クラブクアトロ
スタンディング-4200円(別途ドリンク代必要)
名古屋クラブクアトロ
[TEL]052(264)8211
Pコード:179-953

チケット情報はコチラ

 

Release

album「チョパレボ!!!」

album「チョパレボ!!!」
3000円
キングレコード
KICJ-645

 

日本を代表するフュージョンバンドをはじめ、数々のバンドに所属、国内におけるチョッパーベーシストの第一人者でもある鳴瀬喜博。T.M.Revolution、Gacktなどのレコーディングなどにも参加し、ロックシーンで幅広く活躍するIKUO。日野"JUNO"賢ニに師事し、多くのミュージシャンとセッションを行う村田隆行。世代もジャンルも違う3人のベーシストにより結成されたのが、このThe Choppers Revolution。トリプルベース・ユニットという、これまでに例のない形態で活動を始めて彼らのことを、結成の中心人物である村田に聞いた。

 

――まずは、これまでに例のないトリプルベースというユニットを結成になったいきさつから聞かせて頂けますか?

「自分がベーシストってこともありますけど、いろんなミュージシャンの中でもベーシストがすごく好きなんです。だから、ベーシストの中でのヒーローもたくさんいるんです。これまで自分のバンドをやったり、プロデュースをやったりしてるんですけど、ベースが主役となる何かをやりたいって思ったんです」

――メンバーはどうやって決めたんですか?

「どうせなら自分のヒーローとやった方が面白いじゃないですか。鳴瀬さん、ナルチョさんは、僕が中学生ぐらいの頃にカシオペアに入ったんです。その時、日本のベーシストとして僕にとっての1stヒーローになりました。少し前にナルチョさんとご挨拶する機会があったので、1番に声をかけてみようと思って。IKUOさんは、僕が東京に出てきてわりかし早い時期に知り合いになってたんです。IKUOさんは、ジャンルもやってる内容も僕にないものをやっていて、それの先端をいってる。いまや若い子たちにとってヒーローとなるベーシストなので、その人たちとやったら相当面白いんじゃないかなって思ったんです」

――あまりない形なだけに、当初から、どのような形の音楽がやりたいというイメージはあったんですか?

「僕は、ベースバトルがしたいわけじゃなくて、アンサンブルがしたかった。全然違うジャンルのベースヒーローと、3人の力でアンサンブルする音楽がやりたかったんです。このお2人は、ヒーローであり、バンドの中で主役になる人だけど、アンサンブルに対しての力もすごい持ってる方たちなんですよね。日本のベースの世界に、チョパレボってものがいるよねって言われるものを作りたいって思ったんです」

――最初、その話をしたときの2人の反応はどうだったんですか?

「僕、去年1年かけてこのプロジェクトを進めてたんです。ナルチョさんとIKUOさんが知り合いではなかったので、まずは各々とツインベースをやって、その時にお2人に『鳴瀬さんがIKUOさんのことこう言ってましたよ』『IKUOさんが鳴瀬さんのことこう言ってましたよ』って吹き込んでいって(笑)。実は、IKUOさんにとっても1stアイドルが鳴瀬さんだったんです。だからこれはバッチリだと。鳴瀬さんの方は、すでにある程度いろんなことされてるから、ツインベースの段階ではちょっと懸念してたんです。ナルチョさんのソロアルバムで3人ベースをやってる曲もあったりして。だから、鳴瀬さんにはベースバトルじゃなくて、アンサンブルにしたいんだって話したんです。それだったら面白いねって言ってくださいました」

――それぞれ違うジャンルで活躍している方とやるというのが面白そうですよね。

「アルバムを聴いて頂ければわかると思うんですが、そういうアンサンブルの仕方なんですよね。各々が光る場所を作ってる。だけど、ライブではそれが全部ぶっ壊れますけど(笑)」

――レコーディングの様子はどうでしたか?

「2週間ぐらいスタジオに入ってたんですけど、ほとんど遊びだったんですよ(笑)」

――遊びというと、音楽的に遊んでるという意味で?

「それもありますけど、本当に遊んでました(笑)。ナルチョさんが象徴する言葉を言ってたんですけど、『3人ベースだから3倍になるんじゃなくて、こいついるからいいよって思って、1/3になるね』って(笑)。スタジオに同じ楽器の仲間がいたら楽しいですよ。ジャンルも世代も違うから、みんなやってることに興味があるんですよ。それに鳴瀬さんは、日本の1番最初のエレクトリックベースのヒーローなんで、歴史的な機材がいっぱいあるんですよね。そこで機材の話で盛り上がったり。すごく楽しかったです」

――2人のそれぞれの魅力を聞かせてください。

「2人に共通してるのは、すごくキャパシティが広くて、すごく柔軟な感性の持ち主ってことですね。それは音楽に対しても人に対しても。だから1番若い僕の自由にさせてもらえてると思うんです」

――では、鳴瀬さんは?

「鳴瀬さんは、日本のエレキベースの1stヒーローであり、ベースプロデューサーであり、カシオペアっていうレジェンドバンドの花形ベーシスト。そんなベーシストにとっての夢をほぼ獲得している人だと思うんです。だからその歴史を感じますね。例えば、ライブでの自分の音環境に対しての守り方と攻め方とか。なるほどなぁって思うところがすごくあります」

――IKUOさんは?

「IKUOさんは、多分5年後、10年後に日本のベーシストの歴史になるような人だと思うんですよ。本人はとにかく早弾きに徹してるだけだって言ってるんですけど、こんな人ほかにいない。近しい人だと、Mr.BIGのビリー・シーンっていう、ロックだけどグルーヴしてるっていう、早弾きの人がいるんですけど、その人ともちょっと違うと思うんですよね。すでに今でも評価されてるけど、今後、スタンダートになる人なんじゃないかな。見た目は典型的なヴィジュアル系の人なんだけど、すごいストイックで真面目。どんだけアホなことをお願いしてもやってくれる(笑)」

――では、言いにくいかと思いますが、ご自分の魅力はどこだと思いますか?

「後ろでニコニコしてるのが僕なんじゃないですかね(笑)。いろんな人には、どこか突出してるわけじゃないけど、トータルバランスがいいとは言ってくださいますね。あとは、海外のミュージシャンに先輩と呼ばせて頂く人がいるからか、2人より吹っ切れた時の吹っ切れ方が外人っぽいと思うんですよ。ナルチョさんとIKUOさんはきっちりしてる人なんで、音もタテのラインがしっかりしてるんです。僕はどっちかっていうと、好きなのがジェームス・ブラウンとかいわゆるどファンクとかR&Bとかブラックミュージック系なので、大きなうねりの中でやるスタイルだと思います」

――本当に3人とも違うスタイルのベーシストなんですね。

「ナルチョさんはナルチョさんでしかないんですけど、IKUOさんは白人系のテクニカルなベーススタイルで、僕は多分黒い方。ナルチョさんはナルチョさんでしかないってところがポイントです(笑)」

――初めての名古屋公演も決まりましたが、ライブでの様子も教えてください。

「1番何が違うかって言うと話が長い!(笑)。もちろんテクニックでみせる鬼のような部分もあるけど、僕らはエンタテインメントも大事にしたいって話してるんです。単純に考えて、ベースアンプ3台がフルに鳴ってるライブってそうそうないと思うので、それを体感しに来てくれるだけでも面白いと思うんですよ。ちょっとアトラクション的な部分もあると思うし。それに名古屋は、クアトロなので他の会場よりちょっと大きいんです。音響環境もすごく低音に向いてるから楽しみですね。あとは音に酔って気分悪くだけはしないようにしてもらえれば(笑)」

 

(11月15日更新)

 

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