BITE THE LUNG「ギラツクセカイ」レコーディング風景 絵日記(第一幕)

2003年11月末日。BITE THE LUNGのレコーディング開始。まずは今回のレコーディングスタジオである、サウンドクルーさん特有のレコーディング時には機材レンタルし放題システムに喜ぶBITE THE LUNGの面々が使用した機材を紹介いたしまする。(クリックすると大きく見られます。)

遠藤 満の場合 吉岡光洋の場合 進藤清一の場合 山中広大の場合 スタジオの中
せっせと準備! えっ!? どこ見てんだ? ねずみ男さん。 念入りに…ウキウキ!
やっぱり自分のベースでしょう 一人で… おなじみの ほんと、大変な仕事です 吉岡、寝る。
吉岡、寝るA 遠藤、寝る 隣では…なんと!! 誰の??? お疲れ様です
第2幕の写真レポ近日掲載予定です!

〜ハグレバードの羊水ツアー〜

8月5日。名古屋ハックフィン。
1独唱
2マンチェスタマーチ
3メリー
4愛はどうだ
5What’s your name?
6蝉音 遠けれど
初のツアー!初日!初の名古屋! まず、住宅地みたいなトコにハコがあるのに面食らう。東京じゃ考えられない。ライブは勢い凄かった。気迫。しかし声が全く出ない!こんな事はじめてだった。オレ、へこむ。打ち上げではいくら飲んでも酔えなかった。ベース君、酔いつぶれる。トイレから出てこない!皆で救出し、寝る。

8月6日。四日市クラブケイオス。
1独唱
2マンチェスタマーチ
3メリー
4愛はどうだ
5What’s your name?
6蝉音 遠けれど
もちろん、初上陸!鈴鹿サーキットはラスベガスの様だったぜ。ライブは空回ったぜ、オレが。声が出ない。帰京後、病院に行きしばらく休養。声帯が痛んでるらしい、つらい。とにかく歌わないことにする。

8月10日。下北沢251。レコ発自主企画。
1独唱
2カモメのグレー
3アーリー
4愛はどうだ
5メリー
6What’s your name?
7蝉音 遠けれど
なんと八ヶ月ぶりの企画。俄然盛り上がる!こんなに歓迎された感のあるライブは初かも。ベースがトラブったが関係なかった。最後のブラの叫びが悲しかった。オレらはロックしかできねえんだもんな。そりゃ悔しいさ。声も良く出た。あと宙ブラリが凄かった!怪獣だった!南さん、実はオレの母親の方が年齢近いんだけど言えなかった・・・。ロックに年齢は関係無い!

8月15日、赤坂ブリッツ。
1独唱
2愛はどうだ
3眩しい朝
4蝉音 遠けれど
ぴあ企画、「キャンプ」!ブリッツが終わる前に出れて良かった! デカかったけど、ライブハウスとあまり変わらなかった。あといろんな人がオレらの事、知っててびびった!勘違いしそうだった(笑) オレらはロックンロールバンドだな、と改めて思った。 あとバーガーの門田さん、ちゃんと言ってくれてありがとう!最高に嬉しかったです。

8月26日。大阪ベイサイドジェニー。
1独唱
2愛はどうだ
3ハイエストウォール
4What’s your name?
5蝉音 遠けれど
大阪はでかかった!ベイサイドもでかい!何より人間がでかい!お世話になった武田さん、坂本さん、本当にありがとうございました! ライブはまた空回ったな。ブリッツの次がベイサイドだもんよ。リベンジを誓う。ブラ、実家に帰る。深夜、もう戻ってこねーんじゃないかと皆で心配する。(笑)ラ王くんが肛門を披露してくれた。見てないけど・・・

8月27日、大阪中百舌鳥クラブマッシブ
1独唱
2カモメのグレー
3ハイエストウォール
4愛はどうだ
5真紅な太陽(美空ひばりのカバー)
6蝉音 遠けれど
昨日とは打って変わってかなりの小バコ。なんか安心だ。ライブはいっぱいお客さんが来た。いろいろ事情があって、5曲目に今夜だけのカバーを披露した。ダブアレンジで。カッコ良かったからどっかでまたやりたし。あと打ち上げで変なおっさんがやって来てびびった。チャーと高中正義と友達らしい。んなわけないと思う。

9月1日、仙台クラブジャンクボックス
1独唱
2愛はどうだ
3眩しい朝
4蝉音 遠けれど
初の地元凱旋ライブ。やたらと客が多い。非常に気持ち良くできた、演奏が強固になったかな。あと親が来て恥ずかしかった。じいちゃんばあちゃんもいた。嗚呼。

8月30日、仙台へ移動。
ミッシェルガンエレファントの解散を知る!! 朝11時、高速の車中で携帯が鳴った。こんな早くから起きてないような友だ。ミッシェルが解散すると言う。あ〜とうとう来たか、と思った。電話に出なきゃ良かったと思った。車中一同無言。無言でミッシェル初期ベストを聞く。激しい雨。オレは心の中で号泣した。例えが悪いが好きな人が死んだみたいだった。ミッシェルはデビュー当時からずっと観てきた。仙台で決して満員とは言えないライブをやってた頃からだ。ミッシェルみたいなバンドをやりたくて東京に来た。時間が欲しくて大学に入ったのもチバと同じ理由。教科書通り下北沢屋根裏でやった。全然動員伸びなくて悩んだ時もミッシェルの苦労話を励みにがんばった。やっと芽が出てきた!リリースが決まった!やっと夢が叶い、これからだっつー時に・・・解散しやがった!本気で頭にきた。でも「やりきった」んならしょうがない。それがミッシェルのロックなんだろう。ロックとは逃げない、ごまかさない事なんだと思う 解散がロックなんだと思う 今年の二月、チバと直接話せた事が何よりの思い出だ!握手が力強かった。

9月3日、下北沢シェルター。ツアーファイナル。
1独唱
2カモメのグレー
3メリー
4ハイエストウォール
5眩しい朝
6マンチェスタマーチ
7愛はどうだ
8What’s your name?
9蝉音 遠けれど
(アンコール1)流星
シェルターでの初企画。対バンはバンジーとトミーザグレイト。オープン、めちゃ雷雨。並ばれてる皆さんびしょ濡れ! ライブは長かったから腹いっぱいでしたね、オレは。とりあえずハグレバードの羊水にはケリはついたぜ!次は鳥人間との戦いがはじまります!!

(2003.9.10 UP)
 
とうとうハグレバードが飛んでったよ。
まったくわけのわからないまま。

飛んでったからにはオレらは面倒見なきゃいけないわけですよ!つーことで、バイトザラング、緊張と感動の連続と話題の絶えないデビューアルバム「ハグレバード」が全国のレコード店にて絶賛発売中です!買ってくれ、ベイビー!置いてなかったら取り寄せてでも手に入れてくれ、ベイビー!ロックンロールは続いてゆくんだよ、続かせる為にオレらはライブをやるんだぜ。そしてツアーをやるんだぜ。実家が地震で大変だぜ!まったく日本は恐ろしい!

つーことで、アルバム解説は追々やってきます。

そんなことより、8月10日、下北沢CLUB251にて8カ月ぶりの自主企画「down to bite」を行います。レコード発売記念ライブってやつですよ!先日、元ルースターズ大江さんも立ったこのステージでオレらも目ん玉ひんむいてがんばるってわけよ、ほんと。共演は宙ブラリ、ダブルオーテレサ、OUTLAW。下北ロック界の諸先輩方に負けじとがんばるわけですよ、ほんと。ライブの最後にはガムテープで他のメンバーをぐるぐる巻きにして、しまいには宙吊りにして帰ります。その瞬間から僕のソロプロジェクトがスタートするわけです。でもアンコールでしかやりません!まあとにかくリアルハグレバードを体験してよ!

初日は8月5日の名古屋ハックフィン!「ハグレバードの羊水ツアー」よろしく!嫌がらせのよーに終わらないハグレバード、オレらだけのロックです。さいなら。

(2003.8.1 UP)